リトミック研究論集
日本ダルクローズ音楽教育学会編
B5判・136頁 定価(本体3000円+税)
ISBN978-4-87603-554-0 C3073 ¥3000E
『音楽と私たち』(1945)「第3部 思考と自明の理」におけるJ =ダルクローズの思想―KJ法による検討を中心に―(入江眞理)/J =ダルクローズにおける「全存在で聴き入ること」の意味と意義―アイディの現象学的聴覚論を手がかりに―(神林哲平)/リトミックとウェルビーイング―コロナ禍における幼児の音楽活動を中心に―(神原雅之)/『ダルクローズ・ソルフェージ』に取り入れられた「表現の法則」の教育的意義―マーセルの挙げた音楽表現研究者たちの論議をたどる―(古閑真実)/リトミック教育におけるマテリアルに関する一研究―E・J =ダルクローズのレッスンノートの分析を中心に―(佐藤邦子)/ダルクローズ・ソルフェージュにおける3 音列の実践に関する一考察(鈴木顕子)/ペスタロッチ主義音楽教育の変容とダルクローズ・ソルフェージュ―音階とテトラコード、数字譜に着目して―(関口博子)/小学校音楽科における「体を動かす活動」の分類と鑑賞学習の指導モデル創出(髙倉弘光)/「音楽療法」におけるリトミック活動についての一考察―デュトワの足跡を中心に―(細川匡美)/J-STAGE 登載『ダルクローズ音楽教育研究』の利用傾向と課題―アクセス統計データの分析に基づいて―(山下薫子)/エドガー・ウィレムスのリズムと身体の動きに関する教育思想および実践―Carnets pédagogiques(教育の覚え書き帳)の記述内容を中心に―(若林一惠)