セクシュアルマイノリティをめぐる学校教育と支援―エンパワメントにつながるネットワークの構築にむけて― 増補版
埼玉学園大学・実践女子大学 非常勤講師・加藤 慶/埼玉大学・首都大学東京 非常勤講師・渡辺大輔 編著
A5判・240頁 定価(本体2200円+税)
ISBN978-4-87603-458-1 C0037 ¥2200E
はじめに 本書を読み進めるにあたっての基礎知識 第1部 セクシュアルマイノリティ・ユースのライフストーリー 第1章 セクシュアルマイノリティの学生として生きる(青木真実) 第2章 若年ゲイ男性の学校内外での関係づくり(渡辺大輔) 第3章 “クイア”な幼年期から高校時代(加藤 慶) コラム① 同性愛をめぐる日本の現状と課題、教育の役割(尾辻かな子) 第2部 学校文化を問い直す 第1章 学校での同性愛差別と教師の役割(前川直哉) 第2章 「隠れたカリキュラム」とセクシュアリティ(小宮明彦) 第3章 学校における同性愛者の「消され方」「現れ方」(渡辺大輔) 第3部 サポートネットワークとエンパワメント 第1章 同性愛者の自己肯定感獲得におけるピアサポートの可能性(石川大我) 第2章 女性同性愛者とメンタルヘルス:心理臨床の現場から(金城理枝) 第3章 LGBT学生支援のアクションリサーチ(加藤 慶) 第4章 同性愛者のアイデンティティ形成についての一考察(かじよしみ) 第5章 かながわレインボーセンターSHIPの取り組み(吉仲 崇・星野慎二) コラム② ゲストスピーカーを呼ぶ授業の課題と可能性(渡辺大輔) 付録・資料 おわりに