音楽教育史論叢 第Ⅱ巻 音楽と近代教育
音楽教育史学会 編 河口道朗 監修
A5判 定価(本体3500円+税)
ISBN978-4-87603-345-5 C3073 ¥3500E
[第一章 近代学校音楽の成立と発展]子ども音楽論の出現(河口道朗)、ペスタロッツィ主義唱歌教育論(河口道朗)、フレーベルの教育思想と音楽(山口文子)、唱歌教育の普及過程(嶋田由美、唱歌教育の実態(加島大輔)[第二章 学校音楽改革の動向]アメリカ学校音楽の改革(荒巻治美)、童謡運動とその意義(井上 正)、一九二〇・三〇年代の音楽教育の動向(平井建二)[第三章 学校音楽の変貌──日本ファシズム期]「音楽週間」と厚生音楽(井手奈緒子)、音感教育の特徴と変質過程(河口道朗)、芸能科音楽の問題性(本多佐保美)、国民学校期北村久雄の音楽教育論(藤井康之)[第四章 青少年の音楽活動]合唱活動の展開(高橋雅子)、吹奏楽の興隆(畠澤 郎)[第五章 音楽家養成の制度]戦前における音楽学校の成立と展開(大地宏子)、「個人レッスン」とコンクール(大地宏子)、伝統音楽と家元制度(木暮朋佳)