リトミック教育研究 ―理論と実践の調和を目指して―
日本ダルクローズ音楽教育学会 編
B5判・176頁 定価(本体3000円+税)
ISBN978-4-87603-497-0 C3073 ¥3000E
刊行にあたって 福嶋 省吾
小学校の「リズムダンス」の授業にプラスティーク・アニメを活かす 浅倉恵子
ジャック=ダルクローズによるリトミックの応用とその広がりに関する研究―「リトミックと盲人教育」、『身体運動の協調と非協調』に着目して― 板野和彦
天野蝶による子どもの歌と動きについての一考察 板野晴子
音の活動において「見る」「聴く」「触れる」「動く」ことの意味―箏の弦を用いた幼児の活動の分析を通して― 今川恭子
小林宗作による<J=ダルクローズ教育思想の捉え方>に関する一考察―その身体運動に対する考え方も絡めて― 江間孝子
保育学生の「リズム理解力」と「リズム身体表現力」を高めるリトミック教育の効果 大谷純一
小学校音楽科におけるリトミック指導の可能性―「体を動かす活動」による〔共通事項〕の知覚・感受の場面の分析を通して― 金田美奈子
リトミックにおけるプラスティック・アニメに関する研究―音楽と身体の動きの関係に見る古典バレエとの比較を中心に― 佐々木由喜子
リトミック教育に関する理論的考察―音楽的感情と隠喩のプロセスに注目して― 塩原麻里
リトミックによるフレーズ指導に関する一考察 清水あずみ
リトミックの理念―リズムの根本思想― 関口博子
日本の小学校教育におけるジャック=ダルクローズの教育の活用に関する一考察 髙倉弘光
日本人とリトミック教育―和太鼓の学習が示唆するもの・長尾満里さんの仕事から― 中山裕一郎
リトミックにおける意識と無意識についての一考察―リトミックの意識覚醒の検証データをもととして― 北條郁美
音楽授業における対象理解とリトミック導入の意義―発達障害児の能力の個人内差と音楽学習の関係― 三宅浩子